寝台特急サンライズ瀬戸から見た、冬の瀬戸内海の日の出

日本の寝台列車サンライズ瀬戸の車窓から見ることができる日出の様子。 Setouchi Travel
撮影日は2024年2月17日。この頃の太陽の角度であれば、瀬戸内海の水平線から出て来る朝日を撮影することができます。

この映像は、2024年2月17日 午前6時50分ごろ、寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗車中に撮影したものです。
列車が瀬戸大橋を渡るタイミングで、ちょうど東の空が明るみはじめ、瀬戸内海の水平線から太陽が姿を現しました。

サンライズ瀬戸(出雲)は、東京と高松(出雲)を結ぶ日本で唯一の定期運行の寝台特急です。
深夜に東京を出発し、早朝に四国へ向かうこの列車は、移動手段であると同時に、「夜から朝へ移ろう時間そのもの」を体験できる存在でもあります。

瀬戸大橋を渡る列車内から、瀬戸内海に昇る朝日を正面に捉えられるのは、1年のうちでもごく限られた時期です。
具体的には、2月と10月前後。太陽の昇る角度と列車の走行時間が一致する、ほんの短い期間だけに訪れる瞬間です。

さらにこの日は、

  • 進行方向左側・2階のノビノビ座席が取れたこと
  • 朝日が昇る方向に雲がかからなかったこと

といった条件が重なりました。
どれか一つでも欠けていれば、この景色は見られなかったはずです。

撮影した座席は、ノビノビ座席の2階席
横になったまま、ほぼ目線の高さで車窓を眺められる位置でした。

冬の早朝ということもあり、外は冷え込み、空気が澄んでいて、夜明け前の空は深い青から淡いオレンジへと、ゆっくりと色を変えていきました。

瀬戸内海の水面は穏やかで、強い波は立たず、島影が静かに浮かび上がっていく様子が印象的でした。

音声の録音には TASCAM DR-07X を使用しています。
列車が橋を渡る際の走行音、レールの継ぎ目を通過する振動、そして時折流れる車掌さんの案内放送も、そのまま記録しています。

また、撮影中に私自身が体勢を変えた際の、わずかな衣擦れ音や動作音も含まれています。
あえてそれらを消さず、「その場に居合わせた感覚」を残すことを選びました。

この映像は、YouTubeでは一般公開していない限定公開映像です。
ブログを読んでくださっている方にだけ、当日の空気感ごと共有したいと思い、ここに掲載しています。

移動の途中に、ほんの数分だけ現れる景色。
それを「目的地に着くまでの時間」として流してしまうのではなく、ひとつの体験として切り取っておく。
そんな記録になればと思っています。

▼映像情報

内容:瀬戸大橋通過中、瀬戸内海に昇る朝日の記録

映像時間:34分54秒

撮影日:2024年2月17日 早朝

撮影場所:寝台特急サンライズ瀬戸 車内

座席:ノビノビ座席(2階・進行方向左側)

実は、この景色を撮るまでに、何度もサンライズ瀬戸に乗車しました。自然現象を捉える撮影は非常に難しいです。

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